2013.12.20 Friday
須田慎一郎氏 講演会
須田慎一郎氏の講演会に参加しました。
「どうなる日本! 日本経済の明日を読む」という演題でした。 アベノミクスをキーワードに来年景気がどうなって行くかを解説していました。 以下気になった点。 ・世論調査には1,000万円程度の費用がかかる (2000件の回答を得る為には20,000件の電話が必要etc…) ・どの世論調査でも「景気回復の実感はありますか?」という質問が必ずある ⇒結果は80%の人が「無い」 ⇒では実感のある20%の人とは? ⇒アベノミクス3本の矢、1本目の「金融緩和(=円安)」で恩恵を受けた人 =輸出関連大企業に勤めている人(例:トヨタは1円円安になるだけで営業利益+400億円!) ・アベノミクス第二の矢は財政出動(=公共事業)。これが波及し出したので、少しずつ地方の方々へ景気回復の実感が出て来るだろう。これから。 ・公共事業で予算(仕事)は増えるが、スーパーゼネコン社長に話を聞くと「人が足りない、原材料費の高騰、重機不足で予算消化できないのでは」との見解。 ・いずれにしても、第二の矢で地方にもお金が回りはじめ、景気も上向いていくだろう。 ・消費税アップが景気へ悪影響があると思われるがそれは一時的だろう。 ・一番大切なのは第三の矢=成長戦略。新しい成長産業を育てないと、景気は長続きしない。第一の矢と第二の矢はカンフル剤みたいなもの。 【結論】 消費税増税後数ヶ月は悪化するが、その後景気は良くなっていくだろう 時間が足りなかったのか、テレビの口調に比べると早口でした。 勉強になりました。
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